艦隊これくしょん -艦これ- 3話「W島攻略作戦!」 視聴感想
主なスタッフ
監督 草川啓造
脚本 吉野弘幸
絵コンテ 玉木慎吾
演出 玉木慎吾
作画監督 本多美乃
視聴時感想
見て一時停止をしながら感想を書いてます。(時間は目安)
~OPまで
オープニングパートは個人的には好きな演出。いきなりOPよりは好き。また提督との絡みから話が始まる感じはパターン化されたと言っていいのだろうか?
~OP終了まで
特にOPに変化はなし。
~3:10
吹雪の口調が変わるという設定を置く。キャラ2体追加。
~4:33
秘書艦からの作戦行動の通達。吹雪はここで過去の失敗を振り返り「あう~」とか涙目しながら表現しているわけだが、何か場の空気と合っていない演出な気がして気になった。真面目な性格である吹雪が緊張している会議の場で「あう~」とかやっているよゆうがあるのだろうか?(いや、ない。)
勝利確定?っぽいBGMが流れているがこれから作戦ということで盛り上げているのだろうか。
~5:50
吹雪の戸惑いの心理描写をBGMも合わせながら上手く書いていると思う。
~6:33
前回も使われていた日常系BGM。あまり意図はわからない。しかしながら日常シーンは動きが無い分音楽で補うしか無いのか?
~7:11
睦月が吹雪に対して「吹雪ちゃんなら大丈夫だよ」って言ったくらいで吹雪が自信をつけるのはかなり物足りない。これ以前に吹雪が睦月に対して信頼をしているセリフがあれば「お前を信じる俺を信じろ」理論でこの自信の付け方に納得がいったりするのだがそういったセリフはない。
~8:53
睦月の励ます理由については語られるものの、やはり何故吹雪が自信がついたかという説得性についてはややかける。睦月の話を展開したことにより睦月もまた、吹雪にとって大切な存在であることを強く意識付けした。
~10:30
吹雪朝練から赤城に遭遇。赤城は「これがNBAだ」(元ネタはマイケル・ジョーダン流川楓が元ネタではない)と言わんばかりの、目をつぶっての皆中を披露。そして「ちゃんと練習していれば例え見えなくても当たる。自分を信じろ。(意訳)」と、今の吹雪にとっては「つまり私これでも練習不足なんだ」とも取れる的確なアドバイス。
まあ、純粋な吹雪はそんなひねくれた捉え方をしないわけですが。
しかしながら、このアドバイス純粋に「自信をもて。」と受け取ってもいい理由もある。それは吹雪の練習頻度の多さにある。というのも人は何故練習するのかといえば自信が無いからであり、吹雪の練習頻度の多さは「自信がない」という裏付けにはなる。
~11:22
吹雪と睦月の本音をお互いに語らせる場面で、語っている時に顔をフレームから外させる演出は内面に入り込みやすくさせる効果があるためかなり好き。特に睦月の方は最初影のシルエットで手振りを表していた。
~13:20
内容はそんなに深くないのであまり踏み込むことはしない。とりま艦娘であることは誇りですよって。ありがとうを言うのは大事ですよって。あんま吹雪に贈る言葉としては噛み合ってない気もする。
朝日とのコントラストはかなり強調されてましたが、よかった。この話の見どころ演出では。
~13:46
あーまた出た。いいと思ったシーンのあとにこういうのは萎えるな。。。
~14:20
古典的死亡フラグにもはや感動すら覚えるレベル。ただ、赤城から「思いを伝えることはいつ死ぬかわからない艦娘にとって重要。」と前シーンで布石を置いているため丁寧な作りと言える。赤城の発言があまり吹雪の練習の対して噛み合っていなかったのはこのためだったと納得。
~14:43
双眼鏡の演出は好き。アイディアとしては平凡かもだけど。
~15:15
カメラワーク凝ってる感出してるけど僕は気に入らない。BGMは好き。
~15:51
ふーんここ原画じゃなくて3Dで書くんだ。
~16:25
あーもうこれ睦月死なないとダメですね。ここまでやって死なないとかは基本展開で行くならナシ。古典的な展開に対するアンチテーゼとして生かすというのはまあアリかもだけど、それをやるなら艦これ全体を通して1人も殺さないという展開が求められる。はてさて。
~17:33
「発見されたよ、来る!」のところの動画良。驚きから戸惑いつつ覚悟をするというのが芝居で表現されている。
~17:49
3Dのカメラワークは効果的に使うと迫力でる。
~17:57
丁寧にフラグを積む睦月。
~18:56
積みます。BGM良。
~19:51
吹雪が睦月を救出。目のアップから横ドーンの展開は王道であり良。フラグ回収の死が望まれる。
~20:19
吹雪が赤城のアドバイスによって成長。前半の練習を回収。またいい流れを作ることによってこれから起こるであろう悲劇が強調される。良。
~20:39
しかし音楽いいな。
~21:25
おや、、、睦月生存???
~21:44
こっちか~~~~
~last
喜んでたってことは港にいた方々は轟沈(or行方不明)を知らなかったってことですかねえ。
「そのほうが残酷なこともある」というのはかなり言って欲しかったセリフ。良。
長門の提督への報告とじゃれあってる2人を映すのは残酷さが強調されて良。鉄板演出。
総評
艦これ3話結構いい!
今回の考察
3話目にてキャラを殺すとかどっかで見たことあるが、いい意味での裏切り要素があり良。赤城の口上にて吹雪の話→睦月の話への変化させたのは良。2話→3話へのストーリー的つなぎが丁寧であったためこれからも丁寧なストーリー展開が期待される。次回のサブタイトルが明るい感じなのは鬱話フラグと受け取れる。
この話が良すぎるだけに今後息切れしなければいいのだが。。。
点数付け(100点満点)
演出・作画(30点満点) 30点
コントラストの演出。戦闘シーン。共に良。(このブログ的に3回目にして満点出しちゃっていいのかなあ。まあ、加点式みたいなとこあるからなあ)
脚本(30点満点) 30点
裏切りの如月轟沈。前半の吹雪主眼から睦月主眼に切り替える赤城の口上共に良。(このブログ的に3回目にして満点出しちゃっていいのかなあ。まあ、加点式みたいなとこあるからなあ)
その他(40点満点) 30点
今回も音楽音楽演出すばらしい!
合計90点!