放課後のプレアデス 第1話「流星予報:雨時々流れ星」  視聴感想

視聴動機

GAINAXのオリジナルアニメのため。

 

アニメーション制作 GAINAX

 

主なスタッフ

監督 佐伯昭志

脚本 佐伯昭志

絵コンテ 佐伯昭志

演出 佐伯昭志

作画監督 大塚舞

 

視聴前情報

 YouTube版は未視聴。

 

視聴時感想

一時停止をしながら感想を書いてます。(時間は目安)

 

~OPまで

 美しい。魚眼構図は好き。

 

~OP終了

 アニメーション、曲共に好き。特にアニメーションは曲の展開、キャラクターの紹介、世界観、どれもしっかり示せている。クレジットが少ない気がした。

 

~3:38

 バスがやたらと古い。時代設定か?ただオシャレしただけか?

 

~5:50

 早くも非日常。日常的積みが薄いがそれをどう見るか。

 

~6:30

 早くもサブストーリーを展開。展開が早い。

 

~8:15

 この展開の興味深いところは、非日常から日常への回帰をほぼしていないところで、日常と思われる部分は「星が見たい」、「部員の勧誘」と「知らない人に勧誘をしてしまって恥ずかしい」というあくまでスバル自身のことばかり。

 

~9:35

 この集団がいるところは外が晴れていることからも別の場所であることがわかる。しかしながら、学校というところが同じこと、また交互にストーリーを入れ替える事によって同じ時間であると読み取らせている。それらによって別のパラレルワールトを感じることが出来る。

 

~10:56

 上手い。ここで日常への回帰をさせた。

 

~14:42

 高クオリティのアニメーションが続く。

 

~16:11

 棒の音はバイクとかのエンジン音か?(ニコニコタグでは水平対向エンジンというのがあった。)ちょいちょい3Dが入っているが、ここまで動きのあるアニメーションを原画でやっていただけに続けて欲しかったと感じる。

 

~16:50

 2人は別の次元から巡りあっている事がわかる。違いとしては、まどマギの様に「どちらかが、相手を知っている」ということではない。巡りあいのカルマが今後の話の盛り上がりとなっていくのだろうか?

 

~last

 まどマギとの共通点としては、「魔法少女」「主要2人の運命性」「宇宙人のために存在する魔法少女」しかしわからないことだらけ。

 

 

総評

 何故ここまでまどマギと共通点が多いのか?話自体はまだ何とも言えない。

 

 

点数付け(100点満点)

演出・作画(30点満点) 25点

 アニメーションとして高クオリティ。

脚本(30点満点) 15点

 まだ第一話なので仕方ないところもあるが、積みがなく、話が平坦。

その他(40点満点) 5点

 まどマギとの共通点を積極的に取り入れていったものがメタファーを強調してくれることを期待して。

 

合計45点。

 

 

響け!ユーフォニアム 第1話「ようこそハイスクール」 視聴感想

視聴動機

京アニの春アニメと聞いて。けいおん!をどう料理するかが見たいため。

 

アニメーション制作 京都アニメーション

 

主なスタッフ

監督 石原立也

脚本 花田十輝

絵コンテ 山田尚子

演出 山田尚子

作画監督 秋竹斉一

総作画監督 高橋博行

 

視聴時感想

一時停止をしながら感想を書いてます。(時間は目安)

 

視聴前情報

 原作未読

 

~1:42

 TVアニメ第一話の冒頭でどれだけ視聴者を惹きつける事が出来るかというのは、全てのTVアニメの課題であり、見事それをクリアしている。良。

 また、「金賞かどうかが判明した時点で友達を呼びに行く」、「関西大会出場校発表の時点で金賞であったことを黄前久美子(以下久美子)が聞いた後の第一声が「金だ」」ということから、部活全体としては金賞を目標に掲げていて「もしかしたら、関西大会行っちゃうかもね」的なノリであったことが伺える。

 つまり久美子の「良かったね金賞で」という発言はある程度は自然な流れではあったと考える。

 しかしながら、久美子は空気は読めるのだが、先に本音が出てしまい後から気づくタイプ。そしてその発言に後悔もする。一番苦しむタイプなのでは。

 

~2:25

 きれいな画だが、「落ちたさくら拾うとか汚い」って思ったのはナイショ。

 

~OPまで

 二羽のはとが飛び立ったのは何を示唆していたのか。

 

~OP終了

 OPアニメーションは完全にけいおん2期OPを意識したと感じた。良。

 

~5:22

 驚いた表情の時に眼の色を変えるの面白いな。

 

~5:45

 新歓の時のあすかもそうであったが、手の動きにこだわりを感じる。特に角度。芝居がかった動きに感じる。

 

~5:57

 スカート丈を治すシーン。これは視聴者へ「このアニメの見方を萌えアニメ的目線から変えろ」と言うことと読み替える事ができる。

 

~7:04

 失言癖は大好きなので続けてほしい。しかしこのキャラは話を作りやすい。

 

~7:23

 久美子のデカさ(162cm)がわかる。また、話の布石。

 

~7:33

 驚いた時の目の色彩は変えていく方針らしい。「音」だけでなく「色」でも表現していく。

 

~9:17

 チラシとかのディティール良。

 

~11:00

 副部長がお調子者で、部長がストッパーというボケツッコミ定石。良。

 

~11:51

 久美子の声が出ているが、手という物理的手法によって抑えているというところが、これまでの久美子の「声に出してしまう」という点と整合性がとれていて良。

 

~12:27

 久美子は「浮いてしまう」存在であり、麗奈は「浮いている」存在であることがわかる。

 

~12:39

 さくらの花びらを吹くシーンで元運動部の葉月に「久美子すごっ」と言わせることで久美子がもと吹奏楽部でキチンと練習していたことを読み取らせる。良。

 

~14:31

 フラグ回収。

 

~15:22

 男出!メタ的男性。「髪しばってんの?」を自然に入れる。髪を縛る→音楽をやりたい気持ちを縛っていると読み取れる。また、髪の変化に気づく男性というのも好意を暗喩している。

 

~16:26

 「なんだよ」。良。このアニメの声優の芝居が要所要所のシーンでとても良。

 

~17:18

 積みフェイズ。良。

 

~18:18

 コミュ症追加。

 

~EDまで

 髪を解く→自分の心に素直になる。ということがわかる。

 

~last

 EDもまあまあ好き。

 

 

総評

 丁寧な描写と作画の高クオリティけいおんメタファー。

 

 

点数付け(100点満点)

演出・作画(30点満点) 25点

 アニメーションとして高クオリティ。

脚本(30点満点) 25点

 何気ないセリフで読み取りを多くさせるというテクニックが随所で見られた。

その他(40点満点) 20点

 けいおんのメタファーとしての位置づけがしっかり感じられた。

 

合計70点。

 

 

このブログ取り扱いタイトルについて。

 このブログでのアニメ作品については評価するという観点から評価対象タイトルだけを更新していくスタンスにしていこうと考える。というのも、春アニメが始まり、やはりこのブログ(=ゴッシー)にとって評価できない(しにくい)タイトルがあるのは明白であった。このブログのスタンスとしては、演出・原画・動画等に注目することもさることながら、脚本にも多くのウェイトを置いている。

 ひいては、評価対象タイトルの選考基準について設定する。

 

・オリジナルアニメである。

・原作のメディアミックスであり、原作をゴッシーが既読。

・原作のメディアミックスであり、原作をゴッシーが未読であるが、オリジナルストーリーを展開している。

 

 上記に当てはまるアニメは基本的に評価していく方針。上記以外でも評価していくことは大いにある。(つまり明確な基準は無い!)

血界戦線 #01「魔封街結社」 視聴感想

視聴動機

ボンズの春アニメと聞いて

 

アニメーション制作 ボンズ

 

主なスタッフ

監督・音響監督 松本理恵

脚本 古家和尚

絵コンテ 松本理恵

演出 佐藤育郎

作画監督 水畑健二

総作画監督 川元利浩

 

視聴時感想

一時停止をしながら感想を書いてます。(時間は目安)

 

視聴前情報

 原作ほぼ未読(初回3話は読んだので今回は既読と言える。)

 

~2:20

 語りからのスタート。世界感とキャラクターがわかる上々の立ち上がり。良。アクションはカメラワークもあり迫力がある。映画の冒頭っぽい。

 

~2:22

 この2秒間のカットが良。主人公を下から撮る→カメラが踏まれる→一瞬主人公が画面から切れる→再び主人公を捉えるも踏まれたのでよろめく。というのが画面だけで表現されていてとても手がこんでいる。

 

~4:40

 世界設定を紹介しつつ、主人公の心情、天丼を織り交ぜていく。サルを追いかけるという原作ストーリーに自然に世界紹介を織り交ぜていて良。しかし門が開くとかどこかで聞いたことあるような。しかしアクションいいな。

 

~8:12

 3Dで作ってそれを元に原画作って更に撮影で調整してるみたいな作り方してそうだけど、このカメラワークはすごい。話の展開を連続させてて面白い。

 

~8:50

 この一連の巻き戻しシーンは良。これによって、見どころであるアクションシーンを冒頭にもってくることができ、なおかつレオナルドの心情が180°変わった事が強調され、重要な出会いであったことが読み取れる。また、自然な繰り返しにより、カット数を抑える働きがあると感じる。

 

~9:09

 アクションに動画枚数をさいていることを意識付けられる。

 

~9:40

 ドアノブをつかむシーンで反射している体が映り込む。良。

 

~10:18

 ジブリ風。風は吹き得。

 

~11:52

 堕落王フェムトのシーンはほんとアメコミっぽい。

 

~12:31

 ここは特に工夫なし、カット数の節約と見れる。しかし約36秒間の爆風シーンとか書いててめっちゃ楽しかっただろうな。

 

~15:24

 ザップがレオナルドの胸ぐらをつかむシーンが良。平凡なコマを迫力のある構図にしている。

 

~16:13

 泣き顔いな。ここで喫茶店で自分を「卑下」していた理由がわかる。

 

~18:28

 クラウスの口上&技。技名のテロップは良。ゲッター系アニメ。

 「手始めに世界を救うのだ」が画面全体になって漫画よりも重みが出てる。

 

~19:17

 原作の部分を大幅カット。しかしながら第一話で話を完結させるためには適切な部分をカットしたと思う。

 

~20:14

 原作ではおやじさんが喋ってるセリフをビビアンがしゃべっているが第一話では

 

~20:39

 勝利確定BGMはバッカーノとかビバップ

 

~21:20

 鳥肌立った。ザップが突っ込むシーンヤバイ。

 

~22:19

 と思ったらもっとすげえ!

 

~22:59

 「モンキーと門鍵もかかっていたのに」は入れて欲しかった。

 

~last

 歌BUMP OF CHICKENなんだ。

 

 

総評

 原作より面白い!今季漫画原作のソーマとあわせて面白く見れそう!

 

 

点数付け(100点満点)

演出・作画(30点満点) 30点

 逆に満点以外ある?

脚本(30点満点) 25点

 繰り返しパートは素晴らしい判断。でも、最後のモンキーは欲しかった!

その他(40点満点) 35点

 大量の動画を書きながらも、節約するところは潔く節約してて好感が持てる。豪快なアクションが原作と相乗効果を出していて控えめに言って最高!

 

合計90点。

 

 

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 第1話「冒険者(ベル・クラネル)」 視聴感想

視聴動機

例の紐が話題なため。

 

プロデュース  GENCO

 

アニメーション制作 J.C.STAFF

 

主なスタッフ

監督 山川吉樹

脚本 白根秀樹

絵コンテ 山川吉樹

演出 高島大輔

作画監督 総作画監督 木本茂樹

 

視聴時感想

一時停止をしながら感想を書いてます。(時間は目安)

 

視聴前情報

 原作未読

 

~1:08

 壁殴りで笑ってしまった。

 

~1:37

 モンスター死亡シーンはリアリティがあって、ここまでの雰囲気と一致している。タイトルから判断するに、このシーンはギャグの裏返しだと推測する。

 「ただただグロくしてみた」で無いことを祈る。

 

~3:16

 音楽は好き。音楽はね・・・

 

~6:06

 背景にもこだわりを感じる。

 

~8:24

 とりあえずエロいってだけ。

 

~10:04

 例の紐は伸縮性のあるゴムと見た。

 とりあえずスキルは隠す。物語ののりしろを作っていく作業。

 

~10:38

 と思ったら速攻回収された。主人公最強系の系譜を感じるスキル。

 

~14:52

 スキルの効果は出会いを求めていく主人公の物語の設定として良。エロくなると強くなる的なものを感じる。この設定によって女を求め続ける設定ができたため、女キャラをどんどん攻略していく話と推測する。

 神様は意地を張らず、自分の弱みを受け入れるタイプ。

 

~18:52

 「ゴミをゴミと言って何が悪い。」はこのアニメに対して言ってるのかな??

 

~19:35

 もはや感想がない。テンプレート集といったところ。

アニメに大きな物語を求めるのは間違っているのだろうか

 

~20:00

 戦闘アニメーションは丁寧。良。

 

~ED(OP)まで

 感想なし。

 

~OP終了

 OP曲とOPアニメーションは良。

 

~last

 感想なし。

 

 

総評

 こういうアニメのことを僕はジャンクフードアニメと言っている。

 

 

点数付け(100点満点)

演出・作画(30点満点) 25点

 アクションシーン、キャラの統一感共にハイレベル。

脚本(30点満点) 0点

 特になし。

その他(40点満点) 0点

 ただ作ってるだけということしか感じられない。マイナスをつけたいレベル。

 

合計25点。

 

今後はこのアニメの視聴は滅多な事がない限り書きません。

 

食戟のソーマ 第1話「果て無き荒野」 視聴感想

視聴動機

原作が好きなため。

 

アニメーション制作 J.C.STAFF

 

主なスタッフ

監督 米たにヨシトモ

脚本 ヤスカワショウゴ

絵コンテ 米たにヨシトモ

演出 梶井瀬賀

作画監督 松浦麻衣、谷川亮介

 

再視聴時感想

一時停止をしながら感想を書いてます。(時間は目安)

 

~0:37

 原作通りっぽいけどつかみはよくない。

 

~0:44

 起き上がりの動画。普通。

 

~1:22

 エプロンなびかせて動き出してる。カメラワークは撮影で出してそう。

 

~2:00

 ここのギャグシーンは漫画原作を忠実にアニメ化する難しいところで、ギャグシーンはコマワリが小さいことで話としての重要性を落とす事ができるのだが、それをアニメでやると他のコマと同じ画面サイズになってしまうため大きさによって重要性を落とすことができない。また、同一画面上で収まるギャグであれば上手くなじませることもできるが、本シーンの様に別コマ(更に悪いことにデフォルメも入ってる)だとストーリーのテンポも損なってしまう可能性がある。本問題は漫画原作に忠実だった「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」でも多く見られた。

 

~3:12

 見どころのリアクションシーン。原作の売りであるシーンをアニメでも上手く映像表現として強調できていると感じる。良。

 

~3:35

 やはり同一コマ内でのギャグはアニメでも書きやすい。テンポも失わずにすむ。

 

~4:10

 ギャグシーン表現を演出で強調できていて良。

 

~OP終了

 映像でのストーリー的演出は無し。曲との絡みは普通。タイトルを切る演出は良。曲自体は普通。

 

~6:09

 原作とは違いちょっと石を置くカットを入れる。

 

~7:00

 胸の揺らしは原作から考えたら適切に感じるが、好みではない。初回のための演出だといいが。

 

~7:56

 壁のメニュー等の設定が細かい。セリフシーンを原作を尊重しつつ上手く画面を持てせている印象。原作では白目を黒目でキャラの雰囲気を変えているがアニメではやっていかない模様。良。

 

~8:23

 「二言はありませんね」のシーンはアニメの方がいいと思う。良。

 

~8:51

 ガヤいいな。

 

~10:25

 帰ってきてから外の景観を見るまでのシーンは良。特に、原作では扉開ける→振り返る→白く塗られてるの見る→ぴちょん。というシーンを扉開ける→ぴちょん→振り返る→白く塗られてるのを見る。に変更したのは良。

 原作は「次のページの1コマ目に衝撃的なコマを持ってくる。」という漫画の作りに則っており。アニメでは「より最後に衝撃的な場面を持ってきてそれに音楽をあわせる。」というアニメの作りに則っていることがわかる。

 

~11:24

 うーんここの笑うシーンは原作に引っ張られ過ぎていると感じる。直前のローテンションの感じと咬み合わない。やるのであれば「あーなんだか肉が食べたい気分だわー」のセリフのところでオーバーな芝居をさせる必要があったと感じる。

 漫画はコマ間でのキャラの振る舞いを自分で補完できるが、アニメはそうでは無いのでそこでの難しさが出ているシーンと言える。

 クラシカルなBGMは好み。

 

~11:57

 ソーマの口上のシーン。良。原作の雰囲気を上手く反映している。CMへの入りとしても良。

 

~12:39

 完全に本作品の見どころ、調理シーン。良。音と動きの合わせも良。

 

~12:52

 女地上げ屋の「お題はジューシーな肉料理よ」「ロクな食材も無しにいったい何を」のセリフはかなり声の芝居が難しいシーンと感じた。もうちょっと小さめの声量で驚きと焦りを表現するほうが好み。

 

~12:20

 「何故だ」「どうして」「こんな立派な」「ローストポークが」は好みの演出。

 

 ~14:20

 原作の雰囲気を再現。良。

 

~14:26

 「おあがりよ」の時の女地上げ屋の表情が前シーンのソーマに返されたにしては強いと感じる。原作では汗を入れて劣勢を表現している。

 

~15:03

 口に運ぶまでのシーンが良。見どころ食事シーンに原作よりも厚みを持たす。

 

~15:24

 さすが声優と言った感じ。

 

~15:28

 イッってるシーンからソーマとのやりとりを連続させるのはすごい!しかもクオリティも高い。良。

 

~16:18

 設定も織り交ぜつつ。

 

 ~17:22

 ソーマが皿を持って匂いをまくシーンは原作の延長として良。

 

~18:54

 ほぼ原作通り。しかしながら期待は超えず。音楽良。

 

~19:44

 ここも原作とは前後関係を入れ替えてますね。

 

~20:22

 ここでソーマが歩くシーンのなるのはアニメへ上手く展開をなじませていて良。

 

~EDまで

 ここも前後関係入れ替え。恐らく原作でコマ合わせと思われるシーンはカットしていて良。何度でもいうが別コマのギャグシーンはテンポ上の課題。

 

~ED終了

 キャストでちょっとDパートバレ(仕方ない)EDは曲もアニメーションもEDらしくて好き。名画のパロも好き。

 

~last

 Dパートは期待通りの展開。ソーマTVアニメ化第一話で期待していた通りのエリナのシーンで終わる。良。

 また、画が映える読み切り版のリアクションを採用したのも良。

 エリナの胸の揺らしはこれくらいであれば許容。やはり冒頭での胸揺らしシーンはオーバーに描く事によってアニメ全体の雰囲気を意識付けさせるためだったと確信し一安心。

 

 

総評

 原作の素材の味を生かす調理ができている。

 

 

点数付け(100点満点)

演出・作画(30点満点) 25点

 全体的にクオリティの高い第一話。特に見せ場のシーンは期待通り。所々原作を上手く延長させた演出もあり、好印象。

脚本(30点満点) 20点

 原作第一話の面白さを丁寧にアニメの演出に合わせる形にしていたのは良。

その他(40点満点) 0点

特に何も無かったため0点。

 

合計45点。

 

艦隊これくしょん -艦これ- 5話「五航戦の子なんかと一緒にしないで!」 視聴感想

主なスタッフ

監督 草川啓造

脚本 花田十輝

絵コンテ 吉田徹

演出 所俊克

作画監督 谷口元浩、Synod

 

視聴時感想

一時停止をしながら感想を書いてます。(時間は目安)

~OPまで

 全話で一段落あったため、話は展開。しかしこの場面での目アップへの演出はよくわからない。

 

~OP終了まで

 特にOPに変化はなし。

 

~3:37

 深まった吹雪と睦月の中の良さを強調。

 

~5:19

 鉄板の展開を丁寧に描いていて良。BGMも良。

 

~6:14

 睦月と別の艦隊に配属されて不安になる吹雪の様子が、表情と間で表現されていて良。

 

~7:23

 百合キャラは好き。

 

~7:55

 階級意識。BGM良。

 

~8:43

 嫌味に嫌味で返す。吹雪のセリフに野暮を感じる。

 

~9:20

 救いの金剛。金剛は救いキャラ。

 

 ~10:39

 金剛救いじゃなかった。

 

~12:55

 赤城の「何か意味があるのよ。」は製作者側の意図は必ずあるという意味に読み取れで良。

 

~13:04

 吹雪すごい走り方してる。2話の朝トレで走っていた芝居と全然違う。ここからも赤城からアドバイスをもらい希望が持てたということが読み取れて良。

 

~13:13

 ドアを開けて入った時の芝居は舞台演劇の様。後の何も変わっていない現状が強調されて良。

 

~15:00

 アイキャッチ明けからテンポのいいギャグ的やりとり。音楽も効果的。

 

~15:53

 吹雪の目線でボーっとしているのがわかる。まあ神演出。

 

~16:58

 天丼。これで吹雪が旗艦内定?5話でも出撃シーンは気合入ってる。

 

~17:24

 積みシーン。

 

~18:54

 ん~積みが浅い感否めないな。積みシーンから積み回収までは熟成期間を置いたほうが言葉に重みは出る。

 

~18:59

 この驚きの顔はどういう芝居なのか。文脈的にはいつもは控えめの吹雪が睨んでまで訴えてくるということに対して驚くということだが、それにしては驚き過ぎなんじゃないか。

 

~19:00

 瑞鶴「あの~」からのサイレンは鉄板演出。その後の表情には覚悟がある。

 

~20:36

 吹雪の成長が見れて良。加賀との積みシーンがあったお陰で階級意識を強くもっていた加賀が吹雪ごときの指示に従ったのも多少筋が通る。良。

 

~20:55

 波すごい。音楽もいい。

 

~last

 金剛と二人組の部屋割りになったことを示すために音だけで読み取らせた演出はうまい。金剛はたいてい動きのあるカットになるので自然に削減できている。

 

 

総評

 12話完結の5話において求められるのは全体のストーリーとしての置き石を作っておくことだと考える。ストーリー全体で見た時の置き石は多少少なかったように感じる。

 

 

点数付け(100点満点)

演出・作画(30点満点) 25点

 今回もハイレベル。

脚本(30点満点) 20点

 全体的に手堅い展開ができていると感じた。

その他(40点満点) 20点

 五話においてもしっかりクオリティを維持していることで評価。

 

合計65点!